脳内口外★
この項目では、ポッドキャスト番組について説明しています。
- 出典が不足しています。パーソナリティの脳内にしかソースがありません。(2025年4月)
- 独自研究が含まれているおそれがあります。というか全部独自研究です。(2025年8月)
- 中立的な観点に基づく疑問が提出されています。本人たちが書いているので当然です。(2026年2月)
| 脳内口外 | |
![]() 番組ロゴ | |
| ジャンル | 自己満足的トーク番組 |
| 配信開始 | 2025年4月1日 |
| 配信頻度 | 毎週火曜朝7時更新 |
| パーソナリティ | ミツキ, うっちー, あそやん |
| 言語 | 日本語 |
| 制作 | 南向き天井高め制作委員会 |
| 公式サイト | nounaikougai.com |
概要[編集]
脳内口外(のうないこうがい、英: Mind (un)muted Aloud)は、日本のポッドキャスト番組である。ミツキ、うっちー、あそやんの3名がパーソナリティを務め、2025年4月1日よりSpotify、Apple Podcasts、Amazon Music、YouTube Musicをはじめとする各種音声プラットフォームで配信を開始した[1][3]。 番組名は「脳内(頭の中で考えていること)」を「口外(口に出して話す)」という意味の造語であり[2]、 英語名称 Mind (un)muted Aloud は、3名のイニシャル(M・U・A)を冠したバクロニム(逆頭字語)としても機能する。
番組のコンセプトは「普段は頭の中で考えているだけのことを、そのまま口に出してみる」というもので[2]、 日常生活の中でふと感じた疑問や言語化しづらい感覚を3人が自由に語り合うフリートーク形式を採用している。 放送形式は、ミツキが単独で進行する「脳内エクセプション」と、複数名で対話する「口外バリデーション」の2種に大別される[9]。
2025年2月18日、東京都杉並区高円寺の喫茶店「旅する喫茶」での会合(通称「高円寺の夜」)を契機に番組が構想され[6]、 同年4月に配信を開始した。シーズン1では奇数回をミツキが単独で進行する「脳内エクセプション」と、偶数回を複数名で対話する「口外バリデーション」を交互に配信。シーズン2よりうっちー・あそやんが正式加入して3名体制へ移行した[5]。
音声配信に留まらず、番組公式ZINE『NOUNAIKOUGAI NO ZINE 2025 SUMMER』の発行[8]、 公式イベント「割烹うちむら」の開催[7]、 定期購読型ニュースレター「大安日記」の刊行[4]、 約1分のショートエピソードを100本制作する企画「ショートポッドキャスト100本ノック」の実施など、多角的なコンテンツ展開を行っている。
2026年4月1日に配信開始1周年を迎え、イラストレーターの森野ひにちによる記念イラストが公開された[16]。 同年5月には国内最大規模のポッドキャストイベントPODCAST EXPO 2026(Podcast Weekend 2026)にブース出展し、来場者12,713人・出店152番組という規模の中でリスナーとの交流を行った[15]。 また、同イベントに関連してradikoPodcastとのコラボ企画「radiko de talk『私とラジオ/ポッドキャストの出会い』」への選出、公式生配信「EXPO TV powered by LISTEN」への出演も果たしている。 さらに2026年5月12日にはTBS系列の情報番組「THE TIME,」にて番組が紹介され、地上波テレビでの初の露出となった。
番組のオリジナルグッズ(Tシャツ、グラス、トートバッグ、ステッカー等)はオンラインストア(BASE)で販売されている。2回目の公式イベント「脳内口外2026夏 "集めて、編んで。"」が2026年6月14日に東高円寺LINKにて開催予定。
番組コンセプト[編集]
番組の基本コンセプトは「普段は頭の中で考えているだけのことを、そのまま口に出してみる」というものである[2]。 特定のジャンルやテーマに限定せず、日常の些細な疑問、何気ない気づき、言語化しづらい感覚などを、パーソナリティ3名が自由に語り合うフリートーク形式を基調としている。
英語名称の Mind (un)muted Aloud は、パーソナリティのうっちーによって命名された[2]。 「脳内(Mind)」にある思考のミュートを解除し(unmuted)、「口外(Aloud)」するという番組のコンセプトを英語で表現したものであり、同時に3名のイニシャル(Mitsuki・Ucchi・Asoyan)を頭文字に据えたバクロニムとしても成立する構造を持つ。
番組では「準備の人」と称される入念な事前準備を重視する一方、収録現場での偶発的な会話の流れや予測不能な展開も尊重する姿勢を示している[9]。 パーソナリティのあそやんが見せる「構造で遊ぶ」と呼ばれる大胆な思考の飛躍や、うっちーの「任せなよ」に象徴される即興的なパンチラインが、番組独自のダイナミズムを形成している。
パーソナリティ[編集]
番組のパーソナリティは以下の3名である[2]。
ミツキ
ミツキ(1998年 - )は、日本のポッドキャスター、システムエンジニア。ポッドキャスト番組『脳内口外』の発起人であり、同番組の制作統括を務める[2]。山口県出身。京都市内の大学に進学し映像を専攻した後、システムエンジニアとして活動する傍ら、武蔵野美術大学の通信教育課程に在籍している。本人曰く「UIデザイナーになりたくて上京したのに、気づいたらエンジニアになってたからバランス調整」とのこと[9]。
番組内ではメイン進行(MC)、台本作成、および音声編集の全般を担当する。中高生時代より『SCHOOL OF LOCK!』や『朝井リョウ・加藤千恵のオールナイトニッポン0』といったラジオ番組に親しんでおり、これらの媒体への憧憬がポッドキャスト配信活動の原動力となった[9]。 熱心なポッドキャストリスナーでもあり、『奇奇怪怪』『視点倉庫』『こんプロラジオ』などを好んで聴取している。
人物・嗜好
影響を受けた表現者としてBase Ball Bear、星野源、朝井リョウを挙げるほか、作品群として『バクマン。』『宇宙兄弟』『水曜どうでしょう』、バッグブランドのFREITAG、クリエイティブ集団のライゾマティクスなど、多岐にわたるジャンルから影響を受けている。
外見的特徴としてスキンヘッドを採用している。その理由について本人は「老化による外見の変化を避けるため、あらかじめ髪の毛という変数をゼロに設定している」と説明している[9]。
うっちー
うっちー(1998年 - )は、日本のポッドキャスター、ITエンジニア。ポッドキャスト番組『脳内口外』のパーソナリティ[5]。 幼少期をアメリカ合衆国ニューヨーク市で過ごした帰国子女であり、帰国後もオーストラリアへの1年間の留学経験を有する。その英語力は『ハリー・ポッターと賢者の石』の全編の半分近くを暗誦可能なほどに高い。現在はIT企業に勤務する傍ら、食を通じた対人交流活動として「割烹うちむら」と称する宅飲みイベントを主催し、来客に本格的な料理を振る舞っている[2]。
シーズン2より正式パーソナリティとして加入[5]。 番組内では議論の要所において、視覚的なテロップを彷彿とさせる印象的なパンチラインを放つ役割を担う。熱心なラジオリスナーであり、特に『オードリーのオールナイトニッポン』を愛聴しているほか、川島明(麒麟)の「すっぴん!」では5回連続でお便りが読まれるほどの大喜利力を誇る。自身の活動方針に基づいた「任せなよ」というキャッチフレーズを多用する[9]。
あそやん
あそやん(1998年 - )は、日本のポッドキャスター、ITコンサルタント。大分県出身。幼少期よりピアノを嗜み、多様な音楽的素養を有する[2]。中学・高等教育課程においては特定の部活動に所属せず(いわゆる「帰宅部」)、その時間を活用して多方面のカルチャーに対する造詣を深めた。特に幼少期に鑑賞した映画『呪怨』をきっかけとしてホラー映画に傾倒した。現在はITコンサルティング企業に従事する傍ら、休日には東京都内での散策やサイクリングを趣味としている。
ミツキとは、ロックバンド・Kroiのライブ会場に共通して足を運んでいたことが接点となった。Kroiのほか、奇妙礼太郎、Bialystocksなどのアーティストを好んで聴取している。番組内では、飄々とした語り口でありながら論理を堅実に守る部分と、大胆な思考の飛躍を見せる部分のメリハリを効かせた独特の対話スタイル(「構造で遊ぶ」と称される)を確立している[9]。シーズン3では番組のメインテーマをはじめとする楽曲制作に取り組んでおり、「EP作ろうや」と他の2人を誘いDTMキットを一気に購入した[13]。
番組の構成[編集]
番組は毎週火曜日の朝7時に新エピソードを配信しており[1]、 1エピソードの尺は概ね30分から1時間程度である。収録はパーソナリティ3名(シーズン1ではミツキ単独の回を含む)によって行われ、ミツキが台本作成・音声編集を一手に担当している[2]。
放送形式
番組の放送形式は、以下の2種に大別される。いずれもソフトウェア工学の用語を番組独自に転用した命名となっている[9]。
- 脳内エクセプション — ミツキが単独で進行する一人喋り回。「例外処理(Exception)」に由来し、「脳内で発生した例外的な話をスローする」という意味合いで用いられる。内面の悩みや近況に関する独白が主軸となる。
- 口外バリデーション — 複数名のパーソナリティまたはゲストが対話形式で進行する回。「バリデーション(Validation)」に由来し、「口外できる限界を探りながら各人の思考を検証し合う」という意味合いで用いられる。番組の基本形式であり、特定のテーマに対し複数の視点から議論を行う。
シーズン構成
番組はシーズン制を採用しており、各シーズンで体制やテーマに変化がある[1]。
- シーズン1(2025年4月 - ) — ミツキを中心に配信を開始。奇数回を「脳内エクセプション」(一人喋り)、偶数回を「口外バリデーション」(対話形式)とする交互配信スケジュールを採用した[9]。配信ペースは不定期であり、多様なゲストとの対談回や自身の祖父の訃報や編集の難しさに関して語る回などテーマは様々
- シーズン2(2025年8月 - ) — うっちー・あそやんが正式にパーソナリティとして合流し、3名体制に移行[5]。 口外バリデーション(複数名での対話)が番組の基本スタイルとなり、脳内エクセプションは不定期配信に移行した。『NOUNAIKOUGAI NO ZINE 2025 SUMMER』をつくることを裏テーマとしながら、「架空脳内口外」[11]「サンプラー回」[12]などの実験的企画もこの時期に展開された。配信ペースは5日おきであり、毎月の「0」または「5」がつく日に配信された。2025年11月23日には「脳内口外2025秋 割烹うちむら」を開催し、これをもってシーズン2は完結した。
- シーズン3(2025年12月 - 2026年3月) — 音声配信に加え、楽曲制作プロジェクト「EP」が始動[13]。 メンバー3名による共同でのDTMによる音楽制作活動のほか、ゆる学徒カフェやハラカド3階のJ-WAVEスタジオでの収録、書き初めなどビデオポッドキャストにも精力的に取り組んだ。「没ネタお焚き上げ」企画やドライブ企画、「現代4コマ」企画などの実験的な回を展開しながら、番組開始から丸1年となる2026年3月31日に東中野の雑談にて収録した振り返り回をもって完結した。
- シーズン4(2026年4月 - ) — 熱海への旅行編に始まり、5月9日・10日開催の「Podcast Weekend 2026」(PCWE2026)への参戦に向けた各種グッズ制作や「ショートポッドキャスト100本ノック」企画に勤しんだ。PCWE2026終了後には2度目の番組公式イベント『集めて、編んで。』(2026年6月14日開催)を発表したほか、PCWE2026で生まれた交流をもとにコラボ企画を積極的に展開している[15]。
主な番組内企画
番組ではレギュラー配信のほか、以下のような特別企画が実施されている。
配信プラットフォーム[編集]
以下の音声配信プラットフォームで配信されている[1][3]。
| プラットフォーム | 配信状況 |
|---|---|
| Spotify | 配信中 |
| Apple Podcasts | 配信中 |
| Amazon Music | 配信中 |
| YouTube Music | 配信中 |
| LISTEN | 配信中 |
また、テキストコンテンツ「大安日記」がnoteにて連載されている[4]。 公式InstagramおよびX(旧Twitter)アカウントでも番組情報の発信を行っている[2][5]。
用語集[編集]
本節では、番組『脳内口外』に関連する用語を解説する。
脳内エクセプション
脳内エクセプション(英: Nounai-Exception)は、パーソナリティのミツキが単独で進行を務める放送回の呼称である[9]。 語源はソフトウェア工学における「例外処理(Exception)」に由来し、「脳内で発生した例外的な話をスローする」という意味合いで用いられている。
放送内容は、ミツキ自身の内面に浮かぶ悩み事の独白や近況に関するエピソードトークが主軸となっている。シーズン1においては奇数回を本形式として配信していたが、シーズン2以降は不定期配信へと移行した。
口外バリデーション
口外バリデーション(英: Kougai-Validation)は、複数名のパーソナリティまたはゲストが対話形式で進行を務める放送回の呼称である[9]。IT分野における「バリデーション(Validation)」に由来し、「口外できる限界を探りながら各人の思考を検証し合う」という意味合いで用いられている。
シーズン1においては偶数回を本形式として配信していたが、シーズン2以降うっちー・あそやんの合流により、番組の基本スタイルとして定着した。レギュラーメンバー間の対話に限らず、ゲスト出演回を含む複数名によるトーク全般を指す。
割烹うちむら
割烹うちむら(かっぽううちむら)は、パーソナリティのうっちーがプライベートな会合において来客に本格的な料理を振る舞う活動、およびその空間を指す通称である[2]。 提供される料理の質の高さに定評があり、番組内でのエピソードを通じてリスナーの間でも広く認知されるようになった。
2025年11月23日には、本名称を冠した番組初の公式イベント『脳内口外2025秋 割烹うちむら』が開催された[7]。 これにより、私的な「宅飲み」の呼称から、番組に関連する公式イベントブランドへと発展を遂げている。
大安日記
大安日記(たいあんにっき)は、2026年1月1日より配信が開始された番組公式の定期購読型ニュースレターである[4]。
2026年における暦の「大安」に準じた日程で購読者へメール形式で送付される。一般に吉日とされる大安を「定点観測日」と定め、日常の浮き沈みを克明に記録・可視化することを主眼としている。配信済みのバックナンバーはnoteにて順次公開されている。
創刊号にあたる2026年1月1日配信の「#0」は、特別企画として物理的な年賀状の形式で送付されたため、デジタルデータとしてのバックナンバー化は行われていない[14]。
ZINE
番組公式ZINE『NOUNAIKOUGAI NO ZINE 2025 SUMMER』は、2025年夏季から秋季にかけて制作された自主制作出版物である[8]。
メンバー間の「三角書簡」をはじめ、エッセイ、短歌、番組バックナンバーの記録、放送の文字起こし、および「百問百答」など多岐にわたるコンテンツが収録されている。パーソナリティの個人的な内面を赤裸々に綴った「自己開示性の極めて高い媒体」として位置づけられている[8]。
2025年11月23日開催の番組イベント『脳内口外2025秋 割烹うちむら』にて先行販売が開始された[7]。 初版は限定100部の少数発行であり、各種イベントでの対面販売やオンラインでの通信販売等での展開が予定されている[8]。
三角書簡
三角書簡(さんかくしょかん)は、番組公式ZINE『NOUNAIKOUGAI NO ZINE 2025 SUMMER』に収録されている特別企画である[8]。2025年夏季、パーソナリティ3名が電子メールを媒体として実施した共同通信プロジェクトで、形式に特段の制約を設けず、短歌の贈答やクイズの出題など「交換日記」的な性質を有する。
ZINEへの収録に際しては全20ページにわたる短冊状の特殊な装丁が施され、書簡本文に加え、企画を振り返る対談の文字起こしも併録されている。本企画の運用ノウハウは、後の「大安日記」の雛形となった。
Podcast Weekend 2026
Podcast Weekend 2026(ポッドキャストウィークエンド、略称: PCWE2026)は、2026年5月9日・10日に東京都世田谷区池尻大橋のHOME/WORK VILLAGEにて開催された、国内最大級のポッドキャストイベント「PODCAST EXPO 2026」の一企画である[15]。 全国から152組のポッドキャスト番組が出店し、来場者数は12,713人を記録した。
脳内口外は両日にわたりブースを出店。さらに、radikoとPODCAST EXPOのコラボ企画「radiko de talk『私とラジオ/ポッドキャストの出会い』」において、ミツキの録り下ろしソロ回が選出されたほか、音声プラットフォームLISTEN主催の「EXPO TV」への生出演を果たした。また、イベントに合わせて番組初のフリーペーパーの制作・配布および「ショートポッドキャスト100本ノック」(後述)を実施した[15]。
ショートポッドキャスト100本ノック
ショートポッドキャスト100本ノック(ショートポッドキャストひゃっぽんノック)は、PCWE2026への参加にあたり脳内口外が取り組んだ大型企画である[15]。 新作のショート尺(5〜10分)のポッドキャストエピソードを100本録り下ろすという、量的にも前例のない試みとして実施された。
各エピソードはYouTubeにて個別の動画として公開されているほか、特設ページでは全エピソードの一覧に加え、リスナーの嗜好に基づいた「リスナータイプ診断」なども実施されている。本企画は、シーズン3で試みられた「没ネタお焚き上げ」におけるショート尺エピソードの手応えが原型となっている。
没ネタお焚き上げ
没ネタお焚き上げ(ぼつネタおたきあげ)は、シーズン3第10回・第11回にて実施された番組内企画である。くじ引き形式により、これまでに没となったエピソードのネタやショート尺のトークテーマを次々と引き当て、乱打戦のように矢継ぎ早に消化していく構成を採った。
結果として、短い尺で多様なテーマを扱うテンポの良さが好評を得たことから、後の「ショートポッドキャスト100本ノック」企画への直接的な着想源となった。
任せなよ
任せなよ(まかせなよ)は、うっちーが主に使用する口癖およびキャッチフレーズである[9]。 2025年における活動方針「大口を叩く」「サービス精神」を体現するものとして誕生した。「割烹うちむら」における料理提供の場面で特に顕著に見られ、独自のスタイルを確立するに至っている。
押しつけ本
押しつけ本(おしつけぼん)は、配信回(#2-3、#2-4)において実施された番組内企画である[10]。紀伊國屋書店新宿本店を舞台に、3名が「関心はあるが自分では購入に至らなかった書籍」を互いに選定し譲渡する企画。他者の視点を通じて未知のジャンルへの理解を深める、実験的なビブリオ・エンターテインメントとして展開された。
架空脳内口外
架空脳内口外(かくうのうないこうがい)は、配信回(#2-6)にて実施された特別企画である[11]。 うっちーとあそやんの2名のみで収録・進行を行い、ミツキは構成およびディレクション(カンペ出し)に専念した。出演者2名はミツキの不在に一切触れず、あたかも当初から2名体制であるかのように振る舞うメタフィクション的手法が取られた。
サンプラー回
サンプラー回(サンプラーかい)は、配信回(#2-11)において実施された特別企画である[12]。 うっちーの収録欠席に伴い、不在メンバーの声をサンプラー(音声素材)として活用し、擬似的に3名体制を維持する試みが行われた。あらかじめ用意された定型的な音声のみでアドリブに対応することは困難を極め、番組後半には会話の論理性が崩壊。リスナーからは「カオス」と形容された。
シネ研
シネ研(しねけん)は、「シネマ研究会」の略称であり、うっちーとあそやんが大学在学中に所属していた映画系サークルの通称である。両名の共通のバックグラウンドであり、番組内でのエピソードの起点となることも多い。ミツキは他大学の出身だが、高校時代の親友が同サークルに在籍していたことが縁となり、上京後にメンバーらとの知己を得た。この交流が番組結成に至る人的ネットワークの基盤を形成した[6]。
96年組
96年組(きゅうじゅうろくねんぐみ)は、1996年(平成8年)度生まれの世代を指す呼称であり、ミツキが提唱する独自の世代論に基づく[9]。 ミツキは、1996年度生まれが2020年のCOVID-19パンデミック以前に社会人キャリアを開始した「最後の世代」であり、入社初期における対面での人脈形成の自由度が後続世代(1998年組等)と比較して高かったことが、当該世代の多角的な活躍を支えているとの見解を示している。
高円寺の夜
高円寺の夜(こうえんじのよる)は、番組結成の直接的な契機となった出来事を指す[6]。2025年2月18日、東京都杉並区高円寺の喫茶店「旅する喫茶」での会合において、パーソナリティらがポッドキャスト配信を開始する決定的な動機が生まれた。番組の「原点」として、リスナーや制作陣の間で象徴的に語られている。
この夜の会合に同席した人物らは、後に番組ゲストとして出演している[1]。
- あさのりな — シーズン1特別回、シーズン3第9回に出演
- たかみ — シーズン2第14回、シーズン3第9回に出演
- ありちゃん — シーズン2第16回に出演
Mind (un)muted Aloud
Mind (un)muted Aloud(マインド・アンミューテッド・アラウド)は、番組の公式英語名称である[2]。 うっちーにより命名された。「脳内(Mind)」にある思考のミュートを解除し(unmuted)、「口外(Aloud)」するという番組コンセプトを英語で表現するとともに、各単語の頭文字(M・U・A)が3名のパーソナリティのイニシャルに対応するバクロニムとしても機能する。
あさのりな(月刊あさのりな)
あさのりなは、「高円寺の夜」で出会って以来の親愛なる隣人。[6]2026年春には脳内口外のビジュアル撮影を担当した。
自身もポッドキャスト番組『月刊あさのりな』を配信している。番組名の通り月1回ペースでの配信を基本としつつ、番外編も随時配信。ミツキがレギュラー出演しているほか、機材提供および音声編集も担当している。
電波惹句
電波惹句(でんぱじゃっく)は、なすびさんがホストを務めるポッドキャスト番組である。なすびさんが『脳内口外』へリスナーコメントを送付したことを契機に交流が開始された。なすびさんはパーソナリティ3名と同様の1998年度生まれであり、世代的な共鳴が交流の背景にある。『脳内口外』のメンバー3名全員がそれぞれ『電波惹句』へのゲスト出演歴を有する。
ポテふにゃ
ポテふにゃは、交流のあるポッドキャスト番組『ポテトがふにゃふにゃになるまで』の略称である。歌人・上坂あゆみが主催する「スナックはまゆう」における邂逅を起点として、同番組のパーソナリティ・早坂との親交が始まり、番組間の交流へと発展した。
嵐って誰?
嵐って誰?(あらしってだれ)は、初対面のゲストや人物に対して用いられる定型的なアイスブレイク用の質問である[9]。 「初対面の相手に対して最も深い情報が得られる質問は何か」という番組内での議論の結果、現時点での最適解として位置づけられている。なお、ここでいう「嵐」とは、ジャニーズ事務所所属のアイドルグループを指す。
準備の人
準備の人(じゅんびのひと)は、ミツキおよびうっちーの活動スタイルを指す呼称である[9]。 収録や企画に臨む際の入念な事前準備(リサーチ、台本作成、資料準備)を特徴とし、情報の正確性や議論の深化に寄与する一方、過剰な準備が即興的な対応力(アドリブ力)を損なわせる場面も散見される。
構造で遊ぶ
構造で遊ぶ(こうぞうであそぶ)は、主にあそやんが見せる思考スタイルを指す呼称である[9]。 企画や議論の枠組み(構造)を俯瞰的・メタ的に捉え、前提条件の隙を突くことで予期せぬ方向へ議論を展開させる姿勢を指す。往々にして脱線や混乱を招くものの、予定調和を排したダイナミズムを生む要因としてリスナーから評価されている。
Y字路
Y字路(わいじろ)は、番組内で頻繁に言及されるモチーフである[10]。 企画「押しつけ本」においてあそやんが紹介された書籍『Y字路はなぜ生まれるのか?』(重永瞬・著)をきっかけに注目されるようになった。特にY字路の分岐点に生じる鋭角な空きスペース「残余地」に何を配置するかという問いは、都市計画を超えた空間の美学やパーソナリティの価値観を反映する思想的テーマとして繰り返し議論されている。
EP
EP(イーピー)は、シーズン3より始動した音楽制作企画である[13]。 メンバー3名が共同で楽曲を制作し、最終的に1つのEP(Extended Play)として完成させることを目標とした長期的プロジェクトである。あそやんの「EP作ろうや」という提案を発端に、あそやんがDTM機材を一括購入して始動した。
現代4コマ
現代4コマ(げんだいよんコマ)は、従来の4コマ漫画の文法にとらわれず、4つの枠=「4コマ」という形式自体を素材とし、現代アート的・コンセプチュアルな表現へと再構築した新しい表現ジャンルである。2023年にいととと(@itototo1010)によって提唱され、X(旧Twitter)を主な舞台としてインターネット上で発展した。
単なる漫画ジャンルの拡張ではなく、「4コマ」という形式そのものにメタ的・構造的な意識を向け、ミニマルアート、詩、視覚芸術、記号論などと交差する点において、美術・サブカルチャー・インターネット美学を横断する新たなカルチャー現象として注目されている。
南向き、天井高め
南向き、天井高め(みなみむき、てんじょうたかめ)は、脳内口外の基本収録場所であるミツキの自室を特徴づける物件条件であり、番組において象徴的に用いられるフレーズである。番組の制作拠点である「南向き天井高め制作委員会」の名称もここに由来する。
番組開始1周年に際し、イラストレーターの森野ひにちによって当該空間がイラスト化され、これを基にしたグッズ展開(ステッカー等)が行われている[16]。
関連項目[編集]
脚注[編集]
- ↑ 脳内口外 — Spotify for Podcasters 番組ページ
- ↑ 番組公式Instagram (@nounaikougai) プロフィールより
- ↑ 脳内口外 — Apple Podcasts
- ↑ 大安日記 — note
- ↑ 番組公式X (@nounaikougai) シーズン2開始告知より
- ↑ 脳内口外 #1-1「高円寺の夜」配信回における言及
- ↑ 番組イベント「脳内口外2025秋 割烹うちむら」告知投稿
- ↑ ZINE『NOUNAIKOUGAI NO ZINE 2025 SUMMER』奥付より
- ↑ 脳内口外 #1-1 配信回におけるミツキの発言
- ↑ 脳内口外 #2-3、#2-4「押しつけ本」配信回
- ↑ 脳内口外 #2-6「架空脳内口外」配信回
- ↑ 脳内口外 #2-11「サンプラー回」配信回
- ↑ 番組公式Instagram シーズン3楽曲制作に関する投稿
- ↑ 大安日記 #0 — 購読者への年賀状郵送企画
- ↑ PODCAST EXPO 2026 公式プレスリリース — 出店152番組、来場者12,713人
- ↑ 番組公式Instagram — 1周年記念イラスト・グッズ展開に関する投稿
